フレンチブルドッグの皮膚トラブルと食事管理|ブリーダーが大切にしている考え方
フレンチブルドッグは皮膚トラブルが多い犬種として知られています。
- 赤みが出る。
- 痒がる。
- 足先を舐める。
- 耳を掻く。
こうした症状に悩まされている飼い主さんも少なくありません。
私たちも10年以上フレンチブルドッグと向き合う中で、多くの皮膚トラブルを見てきました。
そして感じていることがあります。
それは、皮膚だけを見るのではなく、犬全体を見ることが大切ということです。
フレンチブルドッグは皮膚トラブルが起こりやすい犬種
フレンチブルドッグは体質的に皮膚が敏感な子も多く、
- アレルギー
- 体質
- 季節変化
- 生活環境
- 食事
など様々な要因が関係します。
そのため原因を一つに決めつけることはできません。
皮膚トラブルが起きた時に確認すること
私たちは皮膚症状だけを見ません。
まず確認するのは、
- ウンチの状態
- 食欲
- 体重
- 耳の状態
- 被毛の状態
- 活動量
です。
なぜなら皮膚は体の内側の状態を映し出すことがあるからです。
食事管理は皮膚の健康を支える土台
犬の体は毎日の食事から作られています。
皮膚も被毛も例外ではありません。
だから私たちは皮膚トラブルがある時ほど食事内容を見直します。
しかし、
「このフードを食べれば治る」
という考え方はしていません。
大切なのは、犬の体質に合っているかということです。
私たちは皮膚より先にウンチを確認します
少し意外に思われるかもしれません。
皮膚トラブルの相談を受けた時、私たちはまず皮膚より先にウンチの状態を確認します。
なぜなら、これまで多くの犬たちを見てきた経験から、皮膚トラブルを抱える犬の多くで腸内環境との関係を感じているからです。
もちろん全ての皮膚トラブルが腸内環境だけで説明できるわけではありません。
アレルギーや生活環境、季節的な要因など様々な原因が考えられます。
しかし、
- 軟便が続いている
- ウンチの臭いが強い
- 排便状態が安定しない
といった犬では、皮膚状態も不安定になっているケースを私たちは何度も見てきました。
そのため、
皮膚を整える前に腸内環境を整えるという考え方を大切にしています。
犬の体はすべてつながっています。
だからこそ私たちは皮膚だけを見るのではなく、毎日のウンチを重要な健康チェックの一つとして考えています。
私たちが実際に見てきた変化
Perfectionのモニター期間中、皮膚トラブルを抱えた犬たちにも協力していただきました。
その中には、皮膚疾患により動物病院へ通院し、ステロイド治療を受けていたフレンチブルドッグもいました。
もちろん全てが食事だけの結果とは言えません。
しかし継続的な食事管理を行う中で、皮膚状態が落ち着き、通院頻度が減ったケースもありました。
私たちはその変化を実際に見てきました。
だからこそ毎日の食事を大切に考えています。
すぐに結果を求めないことも大切
皮膚トラブルは涙やけと同じように、すぐ結果が出るものではありません。
皮膚が生まれ変わるには時間が必要です。
数日で判断するのではなく、
- 数週間
- 数か月
という単位で見ていくことが大切です。
フードを次々に変えない理由
皮膚トラブルがあると、「別のフードを試そう」と考える方も少なくありません。
しかし私たちは簡単にフードを変更することはありません。
フードチェンジにはおよそ10日ほどかかります。
また、切り替え自体が犬のストレスになることもあります。
まずは現在の状態を観察し、何が変化しているのかを確認することを優先しています。
私たちが大切にしている観察ポイント
毎日確認しているのは、
- ウンチ
- オシッコ
- 皮膚
- 被毛
- 食欲
- 活動量
です。
皮膚だけを見ることはありません。
犬は全身で健康状態を表現しています。
だからこそ全体を見ることが重要だと考えています。
まとめ
フレンチブルドッグの皮膚トラブルには様々な原因があります。
食事だけが原因ではありません。
しかし食事は健康管理の土台です。
私たちは毎日の観察を大切にしながら、その犬に合った食事管理を続けています。
皮膚だけを見るのではなく、犬全体を見ること。
それが私たちが10年以上犬たちと向き合う中でたどり着いた考え方です。


