フレンチブルドッグの涙やけとフード|食事だけが原因ではない理由

フレンチブルドッグの涙やけとフード|食事だけが原因ではない理由

フレンチブルドッグの涙やけとフード|食事だけが原因ではない理由

フレンチブルドッグを飼育していると、

  • 「涙やけがなかなか改善しない」
  • 「フードを変えたら治るのだろうか」

と悩まれる飼い主さんも少なくありません。
実際に私たちの犬舎にも涙やけに関する相談は数多く寄せられます。
しかし最初にお伝えしたいことがあります。
それは、涙やけの原因は一つではないということです。
私は10年以上犬たちと向き合ってきましたが、同じフードを与えていても涙やけが出る子と出ない子がいます。
だからこそ、「このフードなら必ず涙やけが治る」
という考え方には慎重であるべきだと考えています。

 

涙やけとは何か

涙やけとは、目からあふれた涙によって目の周囲の毛が変色してしまう状態です。
特に被毛の明るい犬では目立ちやすくなります。
フレンチブルドッグでも個体によっては涙やけが見られます。

 

涙やけの原因は一つではありません

涙やけには様々な原因が考えられます。

  • 涙の量が多い
  • 涙の排出がうまくいかない
  • 目の刺激
  • アレルギー
  • 体質
  • 食事内容

など複数の要因が関係していることがあります。
そのため、食事だけに原因を求めるのではなく総合的に考えることが大切です。

 

食事が関係するケースもあります

私たちは食事が涙やけに影響するケースも実際に見てきました。
フードを見直したことで改善した犬もいます。
しかし全ての犬で改善するわけではありません。
以前行ったモニターでは、皮膚状態や便の状態が改善した犬もいました。
一方で、涙やけについては改善しなかった犬もいました。
つまり、食事は重要な要素の一つですが、万能ではないということです。

 

私たちがまず確認すること

涙やけが気になる時、私たちはまず犬全体の状態を確認します。

  • ウンチの状態
  • 皮膚の状態
  • 耳の状態
  • 食欲
  • 体重
  • 被毛の状態

涙やけだけを見ることはありません。
なぜなら体はすべてつながっているからです。

 

涙やけは改善しても、すぐに見た目は変わりません

涙やけについて誤解されやすいことがあります。
それは、
「原因が改善したら、すぐに涙やけが消える」
と思われていることです。
しかし実際にはそうではありません。
たとえ食事管理や生活環境の見直しによって涙の状態が改善したとしても、すでに変色してしまった被毛はそのまま残ります。
つまり、
涙やけの原因改善

新たな変色が減る

被毛が生え変わる
という流れになります。
そのため見た目の変化には時間が必要です。
犬の被毛が生え変わるまで待たなければならないため、数週間から数か月かかることも珍しくありません。
改善の判断は1週間や2週間ではなく、長い目で見ることが大切です。

 

場合によっては変色した毛をカットすることもあります

涙やけによって変色してしまった毛は、原因が改善しても自然に白く戻るわけではありません。
そのため私たちは必要に応じて、変色した部分の被毛を短く整えることがあります。
特に目の周囲の毛が長い場合は、涙が溜まりやすくなることもあります。
ただし目の周囲は非常にデリケートな場所です。
無理にカットせず、心配な場合はトリマーや獣医師へ相談することをおすすめします。
大切なのは見た目だけではなく、新たな涙やけを増やさない環境を整えることだと考えています。

 

フードを頻繁に変えない理由

涙やけが気になると、次々にフードを試したくなる気持ちは理解できます。
しかし私たちは簡単にフードを変更することはありません。
フードチェンジには時間が必要です。
一般的には約10日ほどかけて移行します。
また、新しいフードへの切り替え自体が犬にとってストレスになることもあります。
そのため私たちは、まず観察することを大切にしています。

 

フレンチブルドッグで気を付けたいこと

フレンチブルドッグは涙やけだけでなく、

  • 皮膚トラブル
  • 消化器トラブル
  • アレルギー症状

なども起こりやすい犬種です。
そのため涙やけだけを改善しようと考えるのではなく、犬全体の健康状態を見ることが重要です。

 

私たちが大切にしている考え方

私たちは毎日犬たちを観察しています。

  • ウンチ。
  • オシッコ。
  • 皮膚。
  • 被毛。
  • 食欲。
  • 活動量。

涙やけもその中の一つです。
だから涙やけだけを追いかけるのではなく、犬全体が健康であることを大切にしています。

 

まとめ

フレンチブルドッグの涙やけには様々な原因があります。
食事が影響する場合もありますが、それだけが原因とは限りません。
私たちはまず犬全体の状態を観察し、毎日の小さな変化を確認することを大切にしています。
涙やけだけに注目するのではなく、健康状態全体を見ること。それが長期的な健康管理につながると考えています。

トップへ戻る